ヘミングウェイも愛飲していた!夏にピッタリのカクテル「フローズンダイキリ」の作り方とアレコレ!

カウンターの上に並んだフローズンダイキリの材料
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いやー、長い梅雨でしたねぇ…

ずーっとジメジメしてて、いやんなっちゃいました。。

やっと晴れ間が見えて、夏がやってきた感じがします。

本格的な夏も目の前。暑い日の午後イチにビールをグビッとやるのが楽しみです。

そんな暑い日の酒、気軽に飲むならやっぱりビールが最高なんですが、ちょっと手間をかけた冷たいカクテルなんかもおすすめです。

冷たいカクテルといえば、シャーベット状に仕上げた「フローズン・カクテル」が代表的。そして最も有名なフローズン・カクテルといえば「フローズン・ダイキリ」です。

今回は夏にピッタリの「フローズン・ダイキリ」についてアレコレ書いてみようかと思います。

是非チェックしてみてくださーい!

そもそもダイキリって?

「ダイキリ」とは、ホワイトラムにライムジュースと砂糖を加え、シェイカーで混ぜたショートカクテルの事。

「ラムをベースにしたカクテルは?」と聞いたら間違いなく3位以内には入るであろう、世界的にポピュラーなカクテルです。

ダイキリ

ダイキリ

ダイキリは1896年頃にキューバの「ダイキリ鉱山」で生まれたという説が有力とされています。

当時はキューバのサンティアゴ地方に、アメリカ人の鉱山技師が多数派遣されていたそうです。

暑い地方での鉱山作業はとても過酷だったのでしょう。技師達は労働の合間をぬってはキューバ特産のラムにライムと砂糖を加えた飲み物を飲んで、清涼感を得ていたそうな。

当初、この飲み物に名前はなかったそうです。

名づけ親は、この鉱山で働いていた「ジェニングス・コックス」というアメリカ人の鉱山技師。

鉱山の名前を取って「ダイキリ」と名付け、仕事後はサンティアゴ市内のバーにこのカクテルを持ち込みます。すっきりと飲みやすい「ダイキリ」は暑いキューバの地でたちまち人気のカクテルに。

やがて「ダイキリ」はレシピを洗練させていきながら少しづつ広まり、現在では世界中で愛されるカクテルとなりました。

現在ではすっきりとしたシャープな味わいで都会的なイメージの「ダイキリ」ですが、元々はキューバの「ダイキリ鉱山」でアメリカ人の鉱山技師が生み出した労働者の酒でした。なんか、こういうの面白くて好きです。

フローズン・ダイキリって?

カクテルには「ショート」や「ロング」などの様々な「スタイル」がありますが、「フローズン」というのもそのスタイルのひとつです。

1940年頃の料理用ミキサーの開発と普及により生まれたスタイルで、電動ミキサーの中にカクテルの材料を入れ、細かい氷と一緒にミックスしてシャーベットのような状態に仕上げるのが「フローズン」の特徴。

フローズンカクテル

その先駆けとなったのがキューバのハバナ市内にあった「スラッピー・ジョーズ」というレストランで生まれたと言われている「フローズン・ダイキリ」です。

詳しい情報は多くないので想像するしかありませんが、きっと「混ぜるのが楽だったから」とかそんな理由で生まれたんじゃないかなーと思っています。

「おっ!氷も一緒に入れたらめちゃくちゃ冷たくてうめーぞ!!」

みたいな。笑

他に有名なフローズン・カクテルには「フローズン・マルガリータ」や「テキーラ・サンセット」などがあります。最近ではフレッシュなフルーツと一緒にミキサーにかけたカフローズン・カクテルも良く見かけるようになりました。

ミキサーを使ったフローズンスタイルでシャーベット状に仕上げたダイキリ、それが「フローズン・ダイキリ」です。

フローズン・ダイキリの作りかた

ということで、「フローズン・ダイキリ」の作り方をご紹介してみます!

まずは一般的なレシピから。

  • 材料
  • ホワイトラム        40ml
  • ライムジュース       10ml
  • ホワイトキュラソー 1tsp(小さじ1)
  • 砂糖            1tsp
  • クラッシュアイス  適量(1カップが目安)

上記の材料をすべてミキサーに入れて、スイッチをON!ガリガリとした音が滑らかに変わってきたら完成!

ハミルトンビーチのミキサー

ハミルトンビーチのミキサー バーでミキサーと言ったらやっぱりこれ!

 

どうです?

めっちゃ簡単ですよね!

材料とミキサーさえあれば、とても簡単に作れるのがフローズンカクテルの良いところでもあります。

クラッシュアイスは手に入りづらいかもしれませんが、その名の通り氷を細かく砕いただけのものです。少し手間はかかりますが、氷を袋などに入れてハンマーで叩くだけでも簡単に作ることができます。パワーのあるミキサーならまだしも、家庭のミキサーではパワーが足りないハズ。出来るだけ細かく砕きましょう!

少し補足をします。

ラムはホワイトラムが手に入りやすく、しかもさっぱりとした仕上がりになるのでおすすめです。

「バカルディ」の透明なやつなんかが飲みやすくていいですね。

ライムは市販のジュースでもいいですが、やはりフレッシュなライムを直前に絞るのがおすすめです。フレッシュ感とキレがまったく違います!

普通のダイキリにはホワイトキュラソ―が入りませんが、これは氷と混ぜ合わせる時に薄まってしまうぶんの甘味とコクを補う意味があります。分量が非常に少ないので、家で作る場合には入れなくてもいいと思います。その分、ラムや砂糖を多めにするといいですよ!

氷の量が少ないとさらっとした仕上がりになり、氷の量が多ければ多いほどかき氷のようにモリッとした仕上がりになります。この辺はお好みで調整するといいのではと思います。最初は少な目に氷を入れて、仕上がりを見ながら氷を足していくといいですよ!

Night Marketのレシピ

Night Marketでは少しレシピを変えて作っています。と言っても、大した違いはないのですが笑

夏の暑い日に飲むカクテルだと思っているので、ドライでさっぱりとした仕上がりを目指しています。見た目もモリッしているのが個人的には好みなので、氷を多めにするのもポイントです。

冬に頼まれた場合はコクを出す事をイメージして少し甘めに仕上げたりなんかもします。

  • フローズン・ダイキリ Night Market レシピ
  • ハバナクラブ 3年      50ml
  • フレッシュライムジュース    20ml
  • カリブ(シュガーシロップ)    2tsp
  • クラッシュアイス      適量(1.5cup~) 

 

フローズンダイキリ

Night Marketのフローズン・ダイキリ


キュラソーを入れない分、ラムとシロップでコクを出すイメージです。アルコールのパンチも効いています。

使うラムはハバナクラブ3年。少しクセのあるドライな切れ味が特徴的で、個人的にはこのカクテルにベストマッチなラムだと思っています。飲みやすさを選ぶならバカルディかな。

ライムやシロップの量は、人や日によって調整したりもしますが基本となるレシピはこんな感じです。

年中提供していますので、興味がある方は是非!

フローズン・ダイキリのアレコレ

いろいろ書いたついでに、もう少しウンチク的な事をご紹介していきます。

ダイキリの生まれたキューバではフローズンスタイルが主流

日本でバーに行き「ダイキリ」と注文すると、バーテンダーはシェイカーを手に取るハズです。

これがキューバだとバーテンダーはミキサーを取り出します。

キューバ人

日本ではあえて「フローズン」と付け加えない限り「フローズン・ダイキリ」は出てきませんが、キューバではいわゆる普通のダイキリを飲むのが難しいほど「フローズン・ダイキリ」が一般的!

ただ「ダイキリ!」と注文すれば、ほぼ100%の確率で「フローズン・ダイキリ」がでてくるそうです。

それには理由がちゃんとあるそうで。

 

ヘミングウェイが愛した「フローズン・ダイキリ」

Anne & Saturnino MirandaによるPixabayからの画像

1940年にキューバへ移住した「アーネスト・ヘミングウェイ」は毎晩のようにハバナのバー「エル・フロリディータ」に通って、1日に12杯もフローズン・ダイキリを飲んでいたそうです。

しかも帰るときには、持参した水筒にフローズン・ダイキリを入れてもらって飲みながら帰っていったそうな。

完全なアル中ですね。笑

あの世界的に有名なヘミングウェイが愛したカクテルということで、このカクテルはキューバで爆発的に流行っていきます。

その名残が今でも残っているため、キューバのダイキリはフローズンスタイルが主流という事なんだそうです。

ちなみに前回書いたモヒートの記事にもヘミングウェイが登場します。

本場のモヒートに使うのはイエルバブエナ!歴史からクラシックなキューバレシピまで、モヒートについてのアレコレ!

どちらもラムベースのカクテルとして非常に有名ですが、そのキッカケにはどちらもヘミングウェイが絡んでいました。

「我がモヒートはラ・ボデギータにて、我がダイキリはエル・フロリディータにて」

なんて言葉も残しています。

こんなに酒好きなお客さんがいたら、バーテンダーとしてもめっちゃ嬉しいだろうなあ。

あ、Night Marketでも水筒を持ってきてくれたら持ち帰りカクテルやりますよ!

 

Night Marketでも飲めるヘミングウェイ専用のレシピ「パパ・ダイキリ」

しかもヘミングウェイは自分専用のオリジナレシピでフローズン・ダイキリを飲んでいました。

糖尿病だったヘミングウェイの為に「ラ・フロリディータ」のバーテンダーが考案したというそのレシピは、ラムを通常の倍量いれ、砂糖を抜いて代わりにグレープフルーツと「マラスキーノ」というチェリーのリキュールを加えていたそうです。

そのダイキリは「パパ・ダイキリ」や「パパ・ドブレ」などと呼ばれ、いまでもマニアックな酒好きに愛されています。

「エル・フロリディータ」は現存しているので、1度は現地で飲んでみたいですねぇ…美味いだろうなぁ。

せっかくなので「パパ・ダイキリ」のレシピもご紹介しておきますね!

  • 材料
  • ハバナクラブ3年         2 1/2ジガ―(約110ml)
  • ライムジュース         2個分
  • グレープフルーツジュース       1/2個分
  • マラスキーノ         6滴
  • クラッシュアイス         適量
  • 全ての材料をミキサーにかける

 

アルコールが効いていて量がめちゃくちゃ多く、味わいはかなりドライなすごいレシピです。

Night Marketでも提供していますが、量が多いぶん原価も高くなってしまうので少し量を減らして作っています。それでも多くて強いんですけどね。笑 

暑い日にはスルスルと飲めてしまうので不思議ですが、これだけは言っておきたい。

絶対に12杯も飲めません。

ヘミングウェイの肝臓に敬意を表します。笑

 

映画や小説にも登場する

フローズン・ダイキリは様々な映画や小説に登場します。

小説で有名なのは、もちろんヘミングウェイの作品です。「海流の中の島々」の中では「フローズンダイキリをもう一杯作ってくれ」なんてセリフが出てきます。

そしてその味わいを

「飲むほどに粉雪蹴散らしながら、氷河を滑降する心地」

と表現しています。

サリンジャーの代表作「ライ麦畑でつかまえて」にもフローズン・ダイキリが出てきます。アガサ・クリスティの「クリスタル殺人事件」には毒入りダイキリが登場するそうな。

映画では「ゴッドファーザー 2」でバナナを加えたアレンジレシピ「フローズン・バナナダイキリ」が登場します。

『 バナナダイキリはスペイン語で何ていうんだっけ? 』

『 バナナダイキリだよ 。』

なんてやり取りが。

トム・クルーズの「カクテル」でも、ジャマイカに渡ったトム・クルーズがビーチバーで「フローズン・ダイキリ」を作っています。

日本ではクレイジーケンバンドの横山剣が作曲、クミコという歌手のかたが歌う「フローズン・ダイキリ」という曲があります。

こんな感じでいろいろなところに登場する「フローズン・ダイキリ」には、このような楽しみかたもあります。笑

他にもまだまだあるので、映画や小説を見るときには是非チェックしてみてください。

 

飲みたくなりました?

フローズン・ダイキリについてアレコレ書いてみました。

もう何回「フローズン・ダイキリ」って打ち込んだかわかりません。長々とすいませんでした。笑

年中作ることができるカクテルですが、やっぱりいちばん美味しいのは夏!

果物を入れたアレンジレシピも豊富なカクテルなので、お酒が苦手というかたにも飲みやすく作ることができます。

ラムを減らしてフルーツたっぷり入れて、、今なら桃を入れた「フローズン・ピーチダイキリ」なんかも最高。パイナップルやマンゴーなんかを入れてもたまりませんよ~。

是非、夏のあいだに飲みにいらしてくださいね!

お待ちしています!

カウンターの上に並んだフローズンダイキリの材料

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