さてさて、テイスティングシリーズ第2段!
と言っても、過去記事丸写しの第2段です笑
文章は過去記事をそのままコピペしていますが、文字を太くしたり改行したりの手直しはしています。
ここに書いてあれば書いたのは僕だとわかりますが、元々書いていた時は「とあるバーのマスター」みたいなテイで書いていたので、微妙にカッコつけてんですよ笑
それがとにかく恥ずかしいですが、それも込みで楽しんでください!
フェア ラム8年
2009年創業、フランスの新興スピリッツ会社「フェア」。
「製品を造りだす過程のどの段階に携わる人々も平等に尊重するべきだと信じています。」
という素晴らしい精神のもと、環境に配慮した材料を用いて丁寧で端正な仕事から作った酒をリリースするフランスの会社だ。
このラムは中米ベリーズにある「トラベラーズ蒸留所」の8年熟成の原酒をフランスへ運び、コニャック地方の水で加水されて58.3℃に調整されてボトリングしたラム。
他のラインナップにはアンデスのスーパーフード、「キヌア」を使ったウォッカや、ウズベキスタンのジュニパーベリーを用いたジン、メキシコのフェアトレード豆を使ったコーヒーリキュール、チベットの僧侶のスーパーフルーツと言われる「ゴジベリー」のリキュールなど、材料の選定にこだわって生み出される他には例を見ないラインナップを揃えている。
そしてフェアトレードということにこだわるという素晴らしいメーカー。
ウチにはラムのほかにウォッカも置いてるよ。
原料となるサトウキビは、ベリーズの約6000の農家による組合から適正な価格で仕入れているそう。
しかもそのサトウキビは厳選された小さな区画で有機栽培され、環境に配慮して育てられているモノ。土壌を保護し、1本1本を大切にするために注意深く手刈りされているそうだ。
手刈りと言えば、ハイチのラム「バルバンクール」も約600ヘクタールの畑を大小合わせて2000にもなる農家がすべて手刈りしているらしい。
そしてそれが失業率の高いハイチの人たちの雇用を生み出しているそうだ。
話がそれた。
このラムは伝統的な製法で造られ、8年の熟成を経た。
とある。
つまりモラセスが原料の「トラディショナル製法」か。
ベリーズは中米の国。
メキシコの右下。
イギリス領であったために、ウィスキーの酒造りに影響をうけていると考えられる。
そんなことを考えつつ、いざ実飲。
テイスティングノート
最初は高アルコールからくるあたりが強いが、チョコレートやバニラなどの甘い香り。バーボン樽由来と思われるアーモンドのような香ばしい香り。
バターやカスタードのようなオイリーなニュアンス。
木の香り。
柔らかな口当たりで甘さが広がるが、ビターな苦みもやってくる。
スパイシーでドライな甘さ、イギリス系ならではの味わいを感じる。
フィニッシュはスパイシーでドライ。
ウマい。
チョコでもつまみながらストレートでじっくりと飲みたい。
ここにたどり着くまで、いろいろな人が手間暇かけた丁寧な仕事があったのかと思うと感慨深いモノがこみあげる。
じっくりと丁寧に味わいたい逸品だ。
1杯1200円也。
てなことを
5年前の僕は素性を隠して書いていたそうです。
あー、はずかし笑
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